私たちが拠点にする宮城県気仙沼市は長い間、漁師町として栄えてきました。
気仙沼には昔から、漁船に燃料を補給する「あぶら屋」獲ってきた魚を箱詰めして冷やす「はこ屋」「こおり屋」があります。
まちの多くの商売が漁業に紐づいており、だからこそ全員が心から大漁を願っています。
大漁を祈願しながら出港を見守る“出船送り”には“漁師町”気仙沼が詰まっていて、漁業によってまち全体が繋がっていることを感じることができます。
気仙沼だけではありません。日本には2,700以上の漁港があり、それぞれのまちに漁業を中心とした歴史と文化があるはずです。
こうしたまちのアイデンティティに、価値を宿していきたい。
そんな想いをもとに、私たちamuは漁業を下支えしている漁具の再資源化に挑戦しています。
漁師の物語がつまった漁具を、ワクワクする素材へと生まれ変わらせる。
その過程をみなさんと共に楽しんでいけたら幸いです。
amu株式会社
代表取締役CEO
加藤 広大